リペアラストについて 後編

いつもRESHブログを閲覧いただき、ありがとうございます。
RESHでのオールソール交換について。
弊社ではオールソール交換の間、RESHオリジナル「リペアラスト」を入れて作業致します。
これにより
1.修理中のアッパーのシェイプや材質の保持が容易になり、細かい所ではくるぶし周りのトップラインが歪むこともなくなる。
2.修理中にインソール下部とアッパー、ライニングそれにウェルト(細革)を接合する「掬い縫い」が緩まなくなり、履き込んだフットプリントも含めてインソールの形状が保持し易くなる。
3.シャンク(土踏まず部のインソールとアウトソールの間に内蔵される、靴の背骨的な補強芯)が修理中にズレや歪みを起こさなくなり、それらが原因で修理後発生することがある「不快な音」も鳴りにくくなる。
かかとから土踏まずを支えるシャンク。
ラストがあっていないと靴の内部に隙間が出来、このシャンクに偏った力が掛かる為、ズレが生じるわけです。
画像の靴はどちらも木製のシャンクです。
 
RESHがノーザンプトンから仕入れる木製シャンクはオーク(樫)で出来た物です。
4.イギリス製の靴の一大特徴である「アウトソール接地面の丸み」をしっかり復元できるようになり、その側面も波打たせずに仕上げることが容易になる。

それぞれの靴に合ったリペアラストを入れ、隙間なく靴のシェイプを保つことで本来のアールを再現できるという、大きなメリットがあります。

靴を脱いだらシューツリーを入れる
服を脱いだらハンガーに掛ける
それぞれに理由があるわけですね。
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